健康な畑には、たくさんの生き物たちがやってきます。

やはり花の時期が昆虫を一番見かけますね。

この時期に訪れる昆虫たちはポリネーター(花粉媒介者)として役割をもつ昆虫が多いので、ただただ愛でることができます。

カミキリムシになると、個人的には好きでもみかんの木を枯らしてしまう害虫という側面ももつので、仲良く…という訳にはいきません。

畑に遊びに来た昆虫たちをご覧ください。

 

アリ

タンカンやポンカンの収穫時には意外と会うのですが、花に集まっているのを見ると可愛いですね♪

タンカンの花に集まるアリ

 

アサギマダラ

全国を旅して渡りを行うことで有名で、みなさんも身近な場所で見かけているかと思います。

タンカンの花に引き寄せられるアサギマダラ

 

アマガエル

タンカン収穫時期は、まだまだ朝晩は冷え込みます。

屋久島ですと、3月くらいだと里でもアラレが降ることはあります。

そんな朝方にタンカンの収穫の際にハサミを入れようとすると、果実とそこに覆い被さった葉の間に身を潜めているアマガエルに出逢う事があります。

タンカンの実と葉の間に実を潜めて休んでいるアマガエル

 

キムネクマバチ

最も一般的なクマバチの一種です。花からはみ出してしまう大きさですが、正確は温厚で刺すことはまずありません。(そもそもオスには針さえありません)

近くで見ると、毛がビロードのようでとっても可愛らしいフォルムをしていますよ♪

みなさんの庭木に寄ってきたとしても、温かく見守ってあげてください。

タンカンの花の蜜を吸いに来たキムネクマバチ

 

コアオハナムグリ

よく山野草にも集まって来る、日常でも比較的よく見かける昆虫です。

蜜源まで頭を奥深く突っ込んでいる姿は愛くるしいです♪

タンカンの花に集まるコアオハナムグリ

 

アブラゼミの抜け殻

半年以上ずっと葉裏に付いたままの抜け殻。スゴイですよね。

受験生にあげたいくらいです(笑)台風などでも落ちてないということですからね!

半年以上葉裏に付いたままのアブラゼミの抜け殻

 

その他にも多種多様な生き物を見かけます。

ニホンミツバチは農園中にブ〜ンと羽音が響き渡っているくらいですし、夏にはクワガタやカブトムシだってやってきます。

健康な畑は色々な生き物を支えてくれてもいますね。

 

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